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「京都市美術館所蔵品展 画室の栖鳳」展

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京都市美術館を訪ね「京都市美術館所蔵品展 画室の栖鳳」展を観ました。

竹内栖鳳の創作の源であった野外でのスケッチが、画室に持ち込まれ、どのように絵になってゆくのか、下絵や未完成の絵、本画を照らし合わせてみることで、思いめぐらす いい展覧会でした。

感じる、見る、捉える、表現する という過程を死ぬまで貫き通し、栖鳳はあれだけ生き生きとした作品を描き続けられたのだ とあらためて感銘を受けました。

特に対象を見る、捉えるという過程の徹底ぶりは凄まじく、その修練で得たものが積み重なるにつれ、感性や表現もどんどん新たな領域に向かいます。

見る、捉えるということは、頭で理解するような簡単なことではありません。

繰り返し対象に挑むことで、五感を通し 自分なりの方法で少しずつ分かってゆく 時間のかかる限りの無い作業です。「駿雨一過」「水村」等 対象のエッセンスだけが抽出されたような晩年の作品は、まさしくその修練の賜物です。

その続きを形に出来るような作品を、いつか描けたらと夢見るのですが、まだまだ足下にも及びません。

感じる、即表現するという即席で、積み重ねるものが少ないものが溢れる昨今、良しとする物事を再確認できたすばらしい展覧会でした。しかも入場料200円也。

「京都市美術館所蔵品展 画室の栖鳳」
会期:1月24日(土)― 3月29日(日)
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京都市美術館

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