装画

  今まで単行本、文庫本合わせて14、5冊の小説の装画(表紙絵)や、挿絵を描いてきました。基本的にはゲラを読んでからの書き下ろしです。い
ろいろな作家の方の装画を描かせていただきましたが、乙川優三朗さんとの仕事から、自分の中で装画という分野の仕事を積極的に取り組むようになりました。
乙川さんとは、直木賞を取られた時の作品の扉絵を描かせていただいたご縁で、その後多くの作品の表紙を飾らせていただくことになりました。

 装画を描く楽しみは、まず編集者を除くと一番に新作を読めるという事です。これは一ファンにとってこの上ない喜びです。共感できる作品からは、一番大事
にしたいシーンの映像がすぐに浮かんできます。でも表紙という限り有る小さな画面の中で、それをそのまま表す事は無理があり、それを何かに託す象徴的な表
現方法に向かいました。この表現方法が自分の作品にもフィードバックし、いま装画や挿絵が自分の中で重要な仕事になっています。

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