2020年阪急展出品作品紹介10
先日阪急うめだ本店美術画廊にて篠原貴之水墨絵画展が開催されました。
今年は残念ながらコロナウィルスの影響から、足を運んでいただくことが難しい状況でした。
そこでお越し頂けなかった方にも、画像だけでもご覧いただければと思い、ブログでも出品作品を順次紹介してゆきたいと思います。
10回目は果実を描いた静物画の作品からのご紹介。
絵を描く人のために、描いた際意識したポイントも少し添えておきます。
秋は実りの季節、様々な果実が旬を迎え描く方も忙しい。その中でも石榴は毎年描く好きなモチーフだが、前の年は台風の影響で綺麗なザクロが取れなかった。それだけに今年の石榴はことさら綺麗に見えた。小ぶりの可愛いい石榴の初々しさを捉えようとした。
柿も私にとっては秋の定番モチーフだが、この絵は少し色にこだわった。まだ色づかない柿の色がなんとも言えない若い色で、色付いた柿とのハーモニーが清々しい雰囲気を醸し出していた。
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