2020年阪急展出品作品紹介8
先日阪急うめだ本店美術画廊にて篠原貴之水墨絵画展が開催されました。
今年は残念ながらコロナウィルスの影響から、足を運んでいただくことが難しい状況でした。
そこでお越し頂けなかった方にも、画像だけでもご覧いただければと思い、ブログでも出品作品を順次紹介してゆきたいと思います。
8回目は前回に続いてイタリアのリグーリア州チンクエ・テッレ界隈の風景を描いた作品からのご紹介。
絵を描く人のために、描いた際意識したポイントも少し添えておきます。
崖の上に民家が肩を寄せ合うように建ち並ぶ集落は、この地方の典型的な風景。海に面して高台から遠くを見渡しているような建物の姿を意識して描いた。
教会を頂点に急斜面に立ち並ぶ建物の構成に着目して描いてみた。
背景の山を思い切って省略して建物だけを浮かび上がらせた。夜でも昼でもないちょっと幻想的でもある不思議な絵になった。
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