読売新聞 関西経済面 連載『広論』篠原貴之 挿絵8
2017年12月2日より毎週土曜日 読売新聞 関西経済面に連載中の『広論』という関西の経済人、学識者、行政関係者の寄稿文のなかの挿絵を担当することになりました。
この寄稿文は関西経済圏の歴史と現状を解き明かし,これからの進むべき道を考えるという企画です。
高い志を持った方々の言葉にふさわしい、凛とした挿絵が添えられればと思っています。
掲載後、ブログでも順次、絵を紹介してゆきます。
※この挿絵は3人の作家により持ち回りで担当しますので、私の絵は月に1~2度の掲載となります。
私の担当する第8回目の挿絵は 「京都室町通」です。
「京都室町通」 絵・篠原貴之
(2018年6月30日読売新聞朝刊 関西経済版 「広論」から)
今回は甲南大客員教授の加護野忠男氏の「経営者育成 地元に手本」という寄稿文への挿絵です。
文中にある京都室町通りにある呉服屋さんを描きました。
2018年6月30日読売新聞朝刊 関西経済版 「広論」
経営のことはよく分かりませんが、建物ひとつをとっても、昔の人はよく考えていた様に思えます。町屋はその地方の気候,風土、生活様式、美観、様々な問題を、考え抜いたひとつの答えと見て取れます。いつまでも町家でないといけないとは思いませんが、現代の建物がそれだけ多くのことに配慮して、考え及んだ答えとは、どうも思えません。
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