2010年夏ヨーロッパの旅 13―マリオ・ボッタMario Botta in mt.Tamoroー
JUGEMテーマ:それでも続く日々……の中で。
ルガーノ湖の近くにタマロという山が有ります。もともとスキー場だったところが、温暖化のため雪がなくなり、down hill という自転車のモトクロス版で、急な坂を駆け下りる競技の会場になった場所があります。
ロープウェイで2000数百mの山を登ると、途中から生態が変わり、別世界が広がります。
友人の息子がこのdown hill の練習に行くことから、私もこの山に登ることになりました。
頂上近くに、現代の建築ながら、なかなか環境に配慮したいい教会がありました。
何とマリオ・ボッタの作品。彼の建築は自我の強い建築のイメージを持っていたため、意外でした。階段の5センチ程の蹴込みにガラスを使い、階下の教会に自然光をもたらします。
内部の壁画にクッキを起用しオーソドックスな中に現代のイメージを添加しています。
思わぬところでいい作品に出会いました。
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