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2010年夏ヨーロッパの旅 12 ―スイスに立寄るー

ヴェネチアで展覧会をしないかという話があり、候補の会場を見にヴェネチアに行くことにしました。
滞在地のトゥーロンから、コート・ダ・ジュールを見ながらニース、モナコ、ヴェンティミリア、ジェノヴァ、ミラノ、と列車を乗り継ぎヴェネチアに入ります。が余りに遠いので、途中、ミラノから30分程のキアッソという国境の町近くに住むスイス人の友人宅に寄りました。
スイス 
この夫婦とは、もう20年来の友人で、ヨーロッパに来ると必ずここに寄り、彼らも、もう何度も日本に来ています。
10歳程年上の彼らは、私の生き方のひとつの手本になっています。
アルプスの麓に家を築き、ブドウを育て1年分のワインを自分で作り、野菜やハーブを育て、仕事は50%という働き方で(正規採用でも働き方を選べる)、
奥さんも子供の成長に会わせて20%とか50%とか仕事の時間を選んで働いています。
スイス
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彼らの生活を見て、こんな豊かな暮らしがあるのかと、大袈裟にいうと生きる意味のようなことを考えさせられました。
 この刺激で、日本に帰るとしばらくは家族を思い、暮らしを楽しむのですが、時間が経つとまたなぜか忙しくなり、仕事一辺倒の暮らしに戻ってしまいます。
仕事と生活のバランスを保ち、豊かに生きるためには、定期的に彼らの刺激が必要なのです。
2年ぶりに訪れた彼らの生活は、20年前と殆ど変わりのない暮らしが続いていました。

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