篠原 貴之 SHINOHARA Takayuki
阪急うめだ本店美術画廊(’97〜’14年)、伊勢丹新宿店美術画廊(’95年、’97年、’99年)、銀座松屋(’03〜’14年)、Bunkamura / 渋谷(’13年)等をはじめ、全国各地で展覧会活動を展開する他、依頼を受けての襖絵や肖像画、小説や雑誌の装画やカレンダーの原画、テレビ番組とのコラボ等、水墨画を活かす様々な分野を舞台とし活動。
水墨画という東洋独自の伝統技法を使いながらも、西洋と東洋の垣根を取払った自由な視点で、現代の感性にフィットした水墨画の世界を創りだす。
略歴
1961年 | 京都生まれ |
1980年 | 京都市立日吉ヶ丘高等学校美術工芸コース西洋画科卒業 |
1986年 | 京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業、同大学院彫刻科入学 |
1987 – 90年 | イタリア国立ミラノ美術学院彫刻科に、イタリア政府給費留学生として留学 |
1990年 | 京都芸術短期大学(現京都造形大学)にて講師を務める傍ら、李庚先生、藤原六間堂先生の指導を受け水墨画を始める |
1992 – 94年 | 中国中央美術学院国画科に文部省派遣中国政府国費留学生として留学 |
1994年〜 | 水墨画の創作、発表に専念 |
1997年 | 篠原貴之水墨画集『空と人と大地と』を出版 |
2001年 | 篠原貴之水墨画集『墨いろの旅—イタリア・日本—』を出版 |
2002年 | 直木賞受賞作『生きる』(乙川優三郎著、文芸春秋刊)の扉絵を担当 |
2003年 | 篠原貴之水墨画集『墨いろの情景』を出版 |
2005年 | 梅林寺(豊中市)に襖絵「降魔成道—菩提樹の下で—」を奉納 |
2007 – 14年 | 国立新美術館にて現代水墨作家展招待出品 |
2009 – 14年 | 京都を拠点とする日本画家グループ NIHONGA・京(日本橋三越本店 企画)結成、参加 |
2010年 | ポルトガル国立ポルト大学美術学部にてアーチストレジデンス(制作、展覧会、授業)フランス ニース リオン近郊にて水墨ワークショップ |
2011年 | 繁久寺(富山県)に襖絵「万葉故地」を奉納 |
2012年 | パラッツォ デッレ プリジオーニにて個展(イタリア ヴェネチア) ブーアルジェンタにて個展(フランス ローヌ) |
2013年 | NHK音楽ドキュメンタリー番組「涙の書」のための水墨画作品 20点制作 |
2014年 | フランス人水墨画愛好グループART ZENの依頼で、京都美山 奈良にて水墨画研修会を企画、講師を務める。 |